オリコンは11月20日、2007年3月期の連結業績予想を修正し、純損益が3億1000万円の損失になる見通しだと発表した。従来予想は4億2000万円の利益だった。着うた・着うたフルなどの音楽ディストリビューション事業が不振だった上、PC向け音楽配信からの撤退に伴う特別損失も響く。
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修正後予想は、売上高が65億円(従来予想比9億4000万円減)、経常利益は8000万円(同5億7000万円減)。
音楽ディストリビューション事業で、着うた・着うたフルは競争と原価率の高さ、市場の伸び悩みなどで「継続的な成長は難しいと判断」し、経営資源をWebメディア事業へ集中させる。PC向け音楽配信を11月末で終了するのに伴い、撤退損失3億1000万円も計上する。
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