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MS、産学の研究開発を支援する新プログラム

マイクロソフトは、企業や大学などによるソフトウェアの研究開発や教育を支援するプログラム「マイクロソフト イノベーションセンター」(MIC)を展開すると発表した。

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 マイクロソフトは11月20日、企業や大学などによるソフトウェアの研究開発や教育を支援するプログラム「マイクロソフト イノベーションセンター」(MIC)を展開すると発表した。同社の国内開発拠点・調布技術センター(東京都調布市)のハードや同社の技術者を活用し、開発環境の提供や教育支援を行う。

 プログラムは、(1)ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やデータマイニング、ロボティクスなどの研究開発を支援する「テクノロジーイノベーションプログラム」、(2)ソフト開発企業に、MS新製品への移行に関するトレーニングや技術情報などを提供する「アプリケーションプラットフォームプログラム」、(3)大規模なエンタープライズシステムの検証環境を提供する「プラットフォームサポートプログラム」、(4)IT人材の育成用コンテンツやインターンシップ環境を提供する「人材育成サポートプログラム」──の4種類。

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「MICにとてもわくわくしている」とダレン・ヒューストン社長

 それぞれのプログラムを、同社の開発専門子会社・マイクロソフトディベロップメントに所属する開発者380人がサポート。調布技術センターにある100台以上のハイエンドサーバや300台以上のクライアントPC、300Tバイト以上のストレージなどを提供する。

 来年6月までに、テクノロジーイノベーションプログラムは2〜3のプロジェクトを、アプリケーションプラットフォームプログラムは100社に提供する予定だ。研究成果は来年夏に国内で開く「イノベーションデイ」で公開する。

 同社のダレン・ヒューストン社長は「今後もパートナーに積極的に投資したい。日本から世界に通用するサービスが生まれる可能性もある」などと期待している。

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