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米ネットユーザーの12%はポッドキャストを利用――米調査

ポッドキャストの利用者も配信者も着実に増えており、大手メディアも、コンテンツ配信手段としてポッドキャストを利用するようになってきている。

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 米非営利団体Pew Internet & American Life Projectが今年8月に実施した調査によると、米ネットユーザーの約12%がポッドキャスト配信を利用したことがあり、今年2月から4月に行った調査時の7%から5ポイント上昇したことがわかった。しかし、日常的にダウンロードしていると回答したユーザーはわずか1%だった。Pewが11月22日に報告した。

 性別では、男性ネットユーザーの15%がポッドキャスト配信をダウンロードしているのに対し、女性は8%だった。またネット利用年数が6年以上のユーザーのポッドキャスト利用率は13%で、ネットを始めて3年以内のユーザーの6%の倍以上だった。

 ポッドキャストを配信するメディアや個人も増えている。例えば、2004年11月にポッドキャストディレクトリサイト「Podcast Alley」に掲載されていたポッドキャストは1000以下だった。現在では2万6000以上、エピソード件数は100万件以上になる。また個人の情報発信に加え、NPR、BBC、Comedy Centralなどの大手メディアも、コンテンツ配信手段の1つとしてポッドキャストを利用するようになった。

 ポッドキャストの視聴にはiPodなどのMP3プレーヤーは必須ではないが、これらグッズの広がりがポッドキャスト普及に大きく貢献している。2006年2月から4月の調査では、米国在住の成人の20%、ネットユーザーの26%がMP3プレーヤーを所有していると回答している。

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