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パロディサイト訴訟に決着――守られた言論の自由

人気テレビ番組のキャラクターを使ったパロディサイトの是非を問う訴訟で、番組側がサイトの存続を認めた。

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 電子フロンティア財団(EFF)は11月28日、子ども向け人気テレビ番組「Barney & Friends」のキャラクターを使ったパロディサイトの言論の自由に関する訴訟で、同サイトの存続が認められたことを明らかにした。

 同番組の商標権などを持つLyons Partnershipは、このパロディサイトを運営するスチュアート・フランケル氏に対し、著作権および商標権侵害だとして繰り返し文書を送りつけた。EFFは、フランケル氏のサイトはフェアユースに該当するもので、米国憲法修正第1条(言論の自由)および公正使用権で守られていると主張、8月に同社を提訴した。

 Lyonsはフランケル氏に対するコンテンツ削除要求を取りやめ、同氏の訴訟費用などを支払うことで和解した。

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