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「Macユーザーはノート中心だが若者中心ではない」――米国ホームPC調査

「iPod効果」で若者を引きつける戦略をとっているAppleだが、米国では年配層の比率が非常に高いことが分かった。

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 米国の市場調査会社MetaFactsが実施した2006年ホームPCブランドプロファイル調査によれば、家庭用PCにおけるノートPCの比率は高まっており、ノートPCは全体の30.2%に相当する5180万台だ。

 Appleのノート比率は52%、Dellも46.1%と比較的高いのに比べ、HP(Compaqブランド含む)は16.1%と低いのが特徴だ。

 18〜24歳の若者ユーザーの比率では、Gatewayが最も高い。一方、Appleのユーザーのうち半数近くの46%が55歳以上で、Mac以外のPCユーザーの平均値である25.2%の2倍近い。

 ただし、昔からのユーザーが昔のマシンをそのまま使っているというわけではないようだ。調査対象の家庭で使われているコンピュータのうち49.3%は2004年以降に購入されたもので、Macは新規購入の比率が高く、3分の2がここ2年以内の購入。DellとHPは半数のPCが2年以内に購入された。

 使用しているPCが比較的新しいことから、新しいアプリケーションやWindows Vistaに影響を与えるかもしれないと、MetaFactsのダン・ネス氏は予想している。

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