MCJ、プロサイド子会社化を中止

[ITmedia]

　MCJは12月1日、プロサイドの子会社化を中止すると発表した。プロサイドの再編計画に時間がかかっており、いったん中止して再検討するという。

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　MCJは4月に子会社化を発表したが、6月にはプロサイドが行う第三者割当増資への払い込みを延期すると発表。MCJによると、プロサイドは主力のサーバ事業の再構築や人員の配置転換などを進めており、再編完了までに「相当な時間を要する」ため、「出資を延期のまま留保することは適切でないと判断した」としている。

　プロサイドの椎名堯慶会長はMCJの代表取締役CTOに就任しているが、留任する。マウスコンピューターWebサイトからのプロサイド製サーバ販売も続ける。

　今後、プロサイドの企業価値を再検討し、あらためて同社が必要と判断した場合は子会社化を再検討するが、時期は未定としている。