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米商務省、VeriSignのドメイン登録管理継続を承認
米商務省が、ICANNとVeriSign間のドメイン管理に関する合意を承認。VeriSignが引き続き、ドメイン登録管理を継続することとなった。
米商務省の国家電気通信情報管理局(NTIA)は11月30日、インターネットドメインを管理する非営利団体のICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)と米VeriSign間で交わされた、ドメイン登録管理に関する合意を承認したと発表した。これによりVeriSignは、引き続き2012年までドメイン登録管理を行うことになる。
VeriSignはICANNとの契約のもと、1999年からドメイン登録管理を行っている。しかしICANNとVeriSignの間で、VeriSignが導入したSite Finderサービスをめぐって訴訟に発展。その後和解が成立し、今回の商務省の承認により、論争はひとまず決着した形になる。
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