米HPは12月11日、同社のボブ(ロバート)・ウェイマン氏が、12月31日付で執行副社長兼最高財務責任者(CFO)の職を退任すると発表した。HPはウェイマン氏の後任に、トレジャラー兼上級副社長のキャシー・レスジャク氏を任命した。
ウェイマン氏は、1969年にHPに入社以来、37年間を同社で過ごした。財務・会計関連の様々な職を歴任した後、1984年にCFOに就任。カーリー・フィオリーナ氏のCEO辞任に伴い、現在のマーク・ハードCEOの就任までの間、暫定CEOの職も務めた。ウェイマン氏は、3月末までHPにとどまり、業務の引き継ぎなどを行う。
後任となるレスジャク氏は、HPで20年間勤務。2003年以降、同社のキャッシュマネジメントや為替、リスク管理などの責任者である現在のポジションを勤めている。
関連記事
- HPの情報漏えい問題関連の訴訟、1450万ドルで和解
HPが違法な手段で内部調査を行ったと訴えるカリフォルニア州の訴訟が、1450万ドルの支払いで和解に至った。 - HPのパトリシア・ダン会長が即刻辞任、ハードCEO関与は否定
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.