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Google、ストックオプションを「オークション販売」可能に

Googleの従業員はオンラインオークションを使い、高値で入札した金融機関にストックオプションを売却できる。

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 米Googleは12月12日、従業員向けストックオプションをオンラインオークションで販売できるプログラムを発表した。Transferable Stock Option(TSO)と呼ばれるこのプログラムにより、Googleの従業員はストックオプションを、オークションを通じて金融機関に販売することが可能になる。

 Googleは確定オプションを移転可能にするためにストックオプションの契約条件を変更する予定。オークションはMorgan Stanleyが担当。従業員側のストックオプション管理者はSmith Barneyが担当する。

 複数の金融機関がこのオークションに入札する予定。Googleのストックオプションの行使期間は付与から通常10年間だが、TSOを利用すれば2年後から期間内の10年間、転売することが可能になる。

 TSOプログラムは2007年第2四半期から実施される計画。GoogleのIPO以降に付与されたストックオプションのみが対象となり、執行部は同プログラムに参加できない。

 GoogleはTSOプログラムについて、米証券取引委員会と協議済みで、証券法にも適合していると説明している。

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