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Wiiリモコンのストラップ問題、米国で集団訴訟に発展か
日米でリストストラップの無償交換プログラムを自主的に始めた任天堂だが、米国では集団訴訟を求める訴えが起こされた。任天堂はこれに対抗する姿勢を明らかにした。
任天堂は次世代ゲーム機であるWii用リモコンのリストストラップが切れるとの苦情を受け、
カリフォルニア州サンフランシスコの法律事務所であるGreen Wellingは、テキサス州オースティンのSiebken & Siegele、シアトルのShort, Cressman &Burgessと共同で、任天堂米国法人を相手取り集団訴訟を求める訴えを起こしたと発表した。Green Wellingは、集団訴訟を専門とする法律事務所。
Green Wellingは「任天堂がNintendo Wiiに関して不公正または虚偽の商行為を実施することを禁じること」を求めるとともに、不具合のあるWiiリモコンの欠陥を修正し、購入者には返金もしくは正しく動作するWiiリモコンに交換できることを要求していると、発表資料の中で述べている。
なお、任天堂は既に
任天堂の広報担当者は「集団訴訟になるかどうかは裁判所が決めること。いま訴えているのは米国の1個人であり、1件であると認識している。訴えられたことについては戦う」とコメントしている。
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