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Oracle決算、21%の増益
Oracleの9〜11月期決算は、売上高は前年同期比26%増、純利益も21%増と増収増益。各分野で他社のシェアを奪っているとのコメントを発表している。
米Oracleが12月18日に発表した第2四半期(9〜11月期)の決算は、売上高は41億6300万ドルで前年同期比26%増、純利益は同21%増の9億6700万ドル(1株当たり18セント)となった。
売上高を分野別に見ると、ソフトウェア収入は前年同期から23%伸びて32億1400万ドル。うち、データベースとミドルウェアの新規ライセンス収入は同9%増、アプリケーションの新規ライセンス収入は同28%増だった。サービス収入は、同41%増の9億4900万ドルとなった。
「われわれは、アプリケーションのシェアをSAPから、ミドルウェアのシェアをBEAから、データベースはIBMからシェアを奪い続ける」とチャールズ・フィリップス社長。ラリー・エリソンCEOも「北米の小売業上位10社のうち8社までがOracleのソフトウェアを使用しており、SAPを利用しているのは(同10社中)1社だけだ」とし、Oracleの戦略が効果を上げていると強調した。
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