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2006年のオンラインでの購入金額、初の1000億ドル超え――米調査

米国のサイトにおける2006年のオンライン消費額(旅行関連を除く)は1021億ドルとなり、前年から24%増。特に、クリスマス直前の伸びが目立つ。

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 調査会社の米comScore Networksは1月3日、米国のサイト(旅行関連を除く)におけるオンライン消費額の統計を発表した。2006年の消費額は前年比24%増の1021億ドルで、1000億ドルを初めて超えた。また、11月1日〜12月31日のホリデーシーズンの消費額は246億ドルで、前年同期比26%増となっている。

 報告によると、ホリデーシーズン中、消費額が6億ドルを超えた日が12日もあった。最も消費額が多かったのは12月13日(水曜)で6億6700万ドル。以下、12月11日(月曜、6億6100万ドル)、12月4日(月曜、6億4800万ドル)と続き、「サイバーマンデー」の11月27日は6億800万ドルで12位。2005年は、12月12日の5億5600万ドルが最高で、5億ドル以上を記録したのは6日だった。

 ホリデーシーズン中の9週間の消費額を2005年と比較すると、最初の3週間は23%増、次の3週間が26%増であったのに対し、最後の3週間の伸びが31%。特に、クリスマス直前の週(12月18〜24日)の伸びが45%となっており、ユーザーが買い物をギリギリまで遅らせている様子がうかがえる。comScore Networksでは、これを「ユーザーの、オンライン小売業の配達能力に対する信頼の表れ」と見ている。

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