米Sprint Nextelは1月11日、スクールバスの位置を追跡するGPSシステム「iX-3」を発表した。同システムの設計を担当したのはSprintの提携先であるEveryday Wirelessで、SprintのNextel National Network上で動作する。Motorolaのio270モジュールを採用、パケット通信とPush-to-Talkが可能。
iX-3は10秒置きにバスの位置を捕捉、学校区側に知らせる。またオプションで、生徒の乗降確認システムもある。これは生徒がバスに乗車、下車した時間と場所を把握する仕組みで、万一生徒が設定と違う場所で下車した場合、自動的に警告が送信される。また学校側が州や政府から提出を求められた際に対応できるよう、生徒の乗降報告書も自動的に作成される。
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