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メルコが下方修正 DRAM価格高騰で

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 メルコホールディングスは1月12日、2007年3月期通期の連結業績予想を下方修正すると発表した。DRAM価格が高騰し、メモリモジュールのコストが高まったほか、無線LAN機器の売り上げが伸び悩んだ。

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 修正後の予想は、売上高が前回予想比3.6%減の1330億円、経常利益が同29.7%減の52億円、純利益が同44.2%減の24億円。

 Windows Vista対応PCの発売を控え、PCメーカーによる調達の影響でDRAM価格が高騰。本来は安定収益源のメモリモジュールで十分な利益をあげられなかったという。DRAM価格の高騰はVista発売後も続くと見ており、収益力の回復には今しばらくかかるとしている。

 Vista前のPC買い控えに連動して無線LAN機器の売上高も伸び悩んだ。メモリや無線LAN機器に関するライセンス料の交渉が決着し、支払い請求に応じるため、特別損失9億500万円を計上することも利益に響いた。

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