米Intelが1月16日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比5%減の97億ドル、純利益は39%減の15億ドル(1株当たり26セント)となった。ストックオプション経費の影響を除くと、純利益は17億ドル(1株当たり30セント)となる。
引き続き厳しい価格競争の影響を受けているものの、新製品やモバイル用プロセッサの比率の上昇により、販売単価は第3四半期に比べ好転しているという。また、マイクロプロセッサの合計販売数は過去最高を記録した。地域別では、アジア太平洋地域、アメリカ地域で季節パターンを上回る販売台数の増加を見せているという。
年間累計では、売上高は前年比9%減の354億ドル、純利益は42%減の50億ドル(1株当たり86セント)となった。
2007年第1四半期の売上高は、87億〜93億ドルを予想している。
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マイクロプロセッサの販売台数は伸びているものの、厳しい価格競争と在庫償却の影響を受けたという。
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