ニュース
Sony Ericsson好調、純利益は3倍に
Sony Ericssonの第4四半期決算は、サイバーショット携帯やウォークマン携帯の出荷が好調で増収増益。シェアをさらに伸ばしたという。
Sony Ericssonが1月17日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は37億8200万ユーロで前年同期比64%増、純利益は4億4700万ユーロで、前年同期の1億4400万ユーロの3倍以上となり、過去最高を記録した。
第4四半期の出荷台数は2600万台で、前年同期比61%の伸び。サイバーショットモデルのカメラ付き携帯「K800」や「K790」、ウォークマン携帯の出荷が好調で、地域別では、南米やアジア、欧州市場での売り上げが特に伸びている。平均販売価格(ASP)も予想を若干上回ったという。
Sony Ericssonでは、第4四半期に市場シェアを1ポイント伸ばし、約9%のシェアを確保したとみている。マイルス・フリント社長は「目標は業界トップ3入りだが、この勢いなら手が届きそうだ」とコメントしている。
通年では、売上高は前年比51%増の109億5900万ユーロ、純利益は同185%増の9億9700万ユーロ。出荷台数も前年を46%上回る7480万台となった。
関連記事
- ソニエリ、「入門編」ウォークマン携帯を発表
Sony Ericssonが発表した新モデル「W200」は黒と白の2色。手ごろな価格と使いやすさを実現したという。 - Sony Ericsson、Symbian OS対応携帯ソフト企業を買収
- Sony Ericsson、新製品の出荷好調で増収増益
出荷台数は前年対比43%増。市場全体の伸びを上回り、シェアを拡大させているという。 - ソニエリから初のサイバーショット携帯登場
デジカメ機能を充実させた初のサイバーショット携帯「K800」「K790」が登場。レンズカバーを降ろすとサイバーショット風のインタフェースが現れる。 - ソニエリ、ウォークマン携帯新モデルなど5機種発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.