米Transmetaは1月16日、レスター・M・クルーデル氏を2月1日付で社長兼CEOに任命したと発表した。クルーデル氏は、2005年6月から同社の取締役会のメンバーを務めており、2006年10月以降は、経営コンサルタントとして同社の事業評価などにも携わってきた。クルーデル氏のCEO就任までの間は、現社長兼CEOのアーサー・L・スウィフト氏が引き続き業務を行う。
Transmetaのマーレー・A・ゴールドマン会長は「当社がビジネスモデル移行を進めたこの2年間の、スウィフトCEOの指導力と努力に感謝したい」とコメントしている。
新CEOのクルーデル氏は、Quickfilter TechnologiesでCOO(最高執行責任者)、BanderacomでCEOなどの職を務めた人物。MotorolaやCompaqで副社長兼ジェネラルマネジャーを務めたこともある。
Transmetaは、2006年10月に米Intelを特許侵害で提訴。今年1月には、Intel側から反訴されている。
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TransmetaはPentium III、Pentium 4、Pentium M、Core、Core 2を侵害製品として挙げ、販売差し止め命令を求めている。
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