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2007年のキーワードは「SNS」「CGM」「環境保護」

2007年は、ソーシャルネットワーキングの普及に伴ってセキュリティと著作権保護技術への需要が増え、ユーザー生成コンテンツが、メディア市場の脅威となりそうだ。

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 技術、通信、メディアの2007年トレンド予測について1月17日、Deloitteが報告書をまとめた。2007年のトレンドは、SNS、環境保護、モバイルテレビ、CGMなどになる見通し。

 まず技術面では、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が拡張を続け、ID認証、著作権のあるコンテンツを削除する機能、ダウンロードの簡易化などへの需要が高まると同社は見る。また体温、周辺光、振動などをエネルギー源とする、環境保護を意識した技術が発展しそうだ。

 また虹彩、指紋、手のひらなどによるバイオメトリクス認証の開発がさらに進む見込み。また企業に対し数年間のデータ保存が法律で義務付けられたため、デジタルストレージの普及が期待される。

 通信分野では、インターネット容量が限界に近づき、新たなケーブルや光ファイバーの敷設が必要となる可能性がある。携帯電話で次に高い関心を集めるアプリケーションは、モバイルテレビになりそうだ。テレビ機能の見直しも進む見通し。

 メディア関連では、ブログ、自作映画など、アマチュアが作成するコンテンツ(CGM)がますます増え、従来メディアの脅威となるかも知れない。一部の先見的なメディアは、アマチュアのブログなどから有能な人材を発掘、取り込むという作戦を展開中だ。

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