米Cisco SystemsのIP電話機「iPhone」がGPLに違反しているとの報道について、Ciscoが公式ブログでこれを認めた。
この問題は先週、オープンソースソフト研究者でLoohuis Consultingのコンサルタントのアルミン・ヘメル氏の指摘により明らかになった。
Ciscoは指摘を受け、GPL違反が指摘されたiPhone WIP300モデルについて調査したとしている。この調査に基づき、同製品のGPL遵守に関する問題のうち1件について、解決のための措置を取っているところだと同社は述べている。ほかの問題についても調査を行い、確認したという。
「ヘメル氏がこの問題を知らせてくれたことに感謝している」とCiscoは公式ブログで述べている。「オープン標準への準拠は当社にとって非常に重要であり、今後も引き続き、使用するオープンソースライセンスの条件を確実に満たすよう必要な行動を取る」
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