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キヤノン過去最高益を更新 カメラ事業売上高が1兆円突破

キヤノンは7期連続の増収増益を達成。カメラ事業はデジタル一眼レフが好調で、売上高が初めて1兆円を超えた。

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 キヤノンが1月29日発表した2006年12月期連結決算(米国会計基準)は、純利益が前期比18.5%増の4553億円と過去最高を更新し、7期連続の増収増益を達成した。デジタルカメラやカラー複合機、レーザープリンタなどが好調だった上、円安もプラスに作用した。

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 売上高は10.7%増の4兆1568億円、営業利益は21.3%増の7070億円、税引き前利益は17.5%増の7191億円。

 カメラ事業では、デジタル一眼レフ市場の拡大にのって「EOS 30D」「EOS Kiss Digital X」などを中心に販売を伸ばし、交換レンズの売り上げも拡大。コンパクトも好調で、デジカメ全体の売り上げ台数は20%以上に伸びた。デジタルビデオカメラも含めたカメラ事業の売上高は18.5%増の1兆419億円と、初めて1兆円を突破。コストダウンの進行で粗利率が改善し、営業益は54.7%増の2687億円になった。

 今期業績予想は、売上高が4兆4500億円、税引き前利益が7750億円、純利益が4950億円。

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