ミクシィが1月30日に発表した2006年4〜12月期の決算(単体)は、売上高が34億1700万円、営業利益が14億7100万円、経常利益が14億3100万円、純利益が7億5700万円だった。SNS「mixi」と求人情報サイト「Find Job!」上の広告販売が順調に推移。広告宣伝費や販管費を削減し、高利益率を確保した。
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mixiを運営するインターネットメディア事業の売上高は24億521万円。うち広告売上高は21億2167万円で、月額315円の「mixiプレミアム」会員料金による売上高は2億8354万円だった。
mixiの登録ユーザーは、1月28日に800万人を突破。名前・性別の公開レベル限定機能をリリースし「多様化するニーズに対応してきた」としている。
Find Job!を運営すインターネット求人広告事業は、市場拡大を背景に登録者数や求人数が順調に推移。売上高は10億1258万円だった。
通期の業績予想は前回公表時から変更せず、売上高が47億8900万円、経常利益が17億1900万円、純利益が9億8600万円。
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サービス充実が第一。収益は後から付いてくる――上場してもミクシィのスタンスは変わらない。潤沢な資金を手に入れた同社は、他社との資本・業務提携も積極的に行って成長を加速させる計画。M&Aも視野に入れる。
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