リコー社長に近藤専務が昇格

[ITmedia]

　リコーは1月30日、近藤史朗取締役専務が代表取締役社長に昇格する4月1日付け人事を発表した。桜井正光代表取締役社長は代表取締役会長に就任する。

社長に昇格する近藤専務

　近藤専務は57歳。1973年に新潟大学工学部を卒業して同社に入社し、プリンタ事業部長、画像システム事業本部長などを歴任した。2004年10月からMFP事業本部長、2005年6月から専務。

　1996年に就任した桜井社長は65歳。積極的にグローバル化を進め、前期で12期連続増収・過去最高益更新を達成。25日には米IBMからデジタル印刷機事業の買収を発表した。同社は「新しいリーダー主導のもとで、グローバル成長企業としての新たなステップを踏み出していく」としている。