帝国データバンクによると、IT人材派遣のユビキタス・エクスチェンジが1月29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債は約50億円。
2000年6月に設立。モバイル関連の技術者派遣や人材育成などを手がけ、モバイルアプリケーション開発や一般事務職の人材派遣にも進出し、2006年3月期の売上高は約64億円。
だが有利子負債依存度が高く、昨年11月に一部金融機関が口座を凍結。資金繰りが厳しくなり、派遣社員への給料遅配や取引先への支払い遅延が問題化。信用不安と派遣社員の退職から、自主再建が難しくなった。
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