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ガンホー前期は最終赤字15億円

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 ガンホー・オンライン・エンターテイメントが2月20日発表した2006年12月期の連結決算は、純損益が15億7800万円の損失(前期は5億2500万円の利益)だった。ポータル事業立ち上げで先行費用がかさんだ上、保有株式の評価損を計上した。

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 売上高は68億2300万円(前期比20.3%増)。主力の「ラグナロクオンライン」が12月に200万IDを超えるなどし、オンラインゲーム収入は18.4%増の48億8100万円に。家庭用ゲームソフト収入も6億600万円になった。

 だがポータル「ガンホーゲームズ」オープンに伴う先行費用などがかさみ、営業利益は64.0%減の3億4400万円、経常利益は75.4%減の2億3100万円にとどまった。投資有価証券の評価損として14億7900万円を特別損失として計上した結果、最終赤字に転落した。

 今期の見通しは「コンテンツ関連の新規性の強い事業を展開しており、環境の変化が激しい」などとして開示していない。新オンラインタイトル「グランディアオンライン」「北斗の拳オンライン」「ラグナロクオンライン2」を投入するほか、ニンテンドーDS向けソフトの発売などでマルチプラットフォーム化し、収益規模の拡大を図っていく。

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