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SEC、オプション問題でMcAfeeの元法務責任者を起訴

McAfeeの元法務責任者が、米証券取引委員会により起訴された。2000年と2002年に、ストックオプション付与に関して不正な操作を行った疑い。

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 米証券取引委員会(SEC)は2月28日、米McAfeeの元法務責任者ケント・ロバーツ氏を、ストックオプション付与関連で不正を行ったとして起訴したと発表した。SECは、ロバーツ氏の今後の株式公開企業の役員就任を恒久的に禁じるほか、差し止め、不正利得の返済、罰金などを求めている。

 SECの申し立てによると、ロバーツ氏は2000年2月、自身に付与されたストックオプションの付与日を許可なく変更し、オプション額を約19万7500ドル上昇させた上、SECへ虚偽の報告書を提出するなどして、事実の隠ぺいを図ったという。

 また2002年には、ロバーツ氏は役員報酬を決める委員会の議事録を改ざんした上で、当時の同社CEOに付与されたオプションの付与日を操作するよう指示し、結果として約73万9200ドルオプション額を増加させた、とSECでは見ている。

 McAfeeは、2006年5月にロバーツ氏を解雇している。

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