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Sun、Java ESの最新版をリリース
Sun Microsystemsが、Sun Java Enterprise Systemの最新版となる5.0をリリース。モジュール式となっており、顧客企業は必要に応じて柔軟に機能を選択できるようになった。
米Sun Microsystemsは3月1日、「Sun Java Enterprise System」(Java ES)の最新版であるv5.0の提供を開始した。Java ESは企業向けのソフト/サービスパッケージで、サブスクリプション制で販売を行っている。
最新版のJava ES 5.0は、顧客企業がより柔軟に機能選択ができるよう、モジュラー式となったのが特徴。顧客企業はベースとなる「Java ES 5 Base」を購入後、必要に応じて「Sun Java System Identity Manager」や「Sun Java Composite Application Platform Suite」(Java CAPS)を購入できる。また、Java ES 5.0では、モニタリングコンソールやフレームワークの強化、共通インストーラのアップデートなどが行われた。
Sunによると、Java ESのサブスクライバー数は130万人を超えたという。
Java ES 5.0の利用料金は、Java ES 5 Baseが1ユーザー当たり年間100ドル。Sun Java System Identity Managerの追加には年間50ドル/ユーザー、Sun Java Composite Application Platform Suiteの追加も年間50ドル/ユーザーとなっている。
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