Wiiでテレビのチャンネルが増えた:News Weekly Access Top10(2007年2月25日−3月3日)
記者の家でもとうとう、Wiiがネットにつながった。「Rimo」などを見ていると、Wiiのインターネットチャンネルがまるでテレビのチャンネルの1つになったかのように錯覚する。
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先週のアクセストップは、ネットゲームを7日間プレイし続けた中国の男性が死亡した、という記事だった。ネットゲームをプレイしすぎた人が死亡した、というニュースはたまに入るが、発信元はほとんどが中国。どうやら中国人は健康も気にせずネットゲームにのめり込む傾向にあるようだ。
ところで記者の家にあるWiiが先日、ついに無線LANにつながった(自分ではつなぎ切れず、友人につなげてもらったのだが……)。さっそくWebブラウザをダウンロードして「インターネットチャンネル」にアクセスし、「Rimo」など、YouTubeの人気動画をWiiで気楽に再生できるサイトを閲覧してみた。
PCで作業しながらダラダラと流していたのだが、想像以上にテレビっぽくて驚いた。PCに集中しながらテレビの音だけ聞き、気になれば顔を上げてじっくり見、どうでもいい内容ならそのまま無視するか、チャンネルを変える。テレビのチャンネルが増えたような感覚で、インターネットチャンネルという名にふさわしいサービスだなと感じた。
プロの手によるハイクオリティーなコンテンツと、素人が作ったホームビデオが混在する、テレビではあり得ない組み合わせもまた面白い。例えばRimoの音楽チャンネルを見ていたら、プロのコンテンツに混じって素人によるカラオケビデオが再生されたりする。テレビで見知らぬ一般人のカラオケを見るという新しすぎる体験にくらくらした。
記者がWiiを買ったのは昨年だが、友人が遊びに来た時しか使っておらず、ネットにつなぐまでは4回しか起動したことがなかった。だがインターネットチャンネルとRimoのおかげで記者のWiiも電源は入れっぱなし。無事「眠らないWii」となり、Wiiリモコンはテレビのリモコンの隣に定位置を獲得した。任天堂の戦略にハマりすぎた自分がちょっと悔しいが、やはりWiiはよく考えられたハードだな、と改めて思った。
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