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Microsoft、100を超える技術革新を発表

4歳の子どもでもXboxを使ってゲーム感覚でロボットをプログラムできる技術などが披露された。

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 オンラインで遠くの惑星を発見する技術、お気に入りの写真を共有する技術、Xboxを教育ツールにする技術――米Microsoftの研究部門が開催のTechFest 2007で、同社の最新技術が披露されている。

 TechFestは、同社の研究部門が取り組んでいる技術を紹介するイベント。同社はこのイベントで100を超える革新技術を発表した。Microsoft Researchの上級副社長リック・ラシッド氏は以下のような取り組みを披露した。

PCを望遠鏡に変える「World-Wide Telescope」

 この技術は、宇宙地図作成を目指す「Sloan Digital Sky Survey(SDSS)」プロジェクトから多数の星、銀河、クエーサーの写真を取得し、ユーザーはPCからこれらの画像を閲覧できる。

生きたスクラップブック「Mix」

 Mixは検索ベースのオーサリング技術。Webサイト、コンピュータのHDD、データベースなどさまざまな場所からデータを集め、それを1つの文書にする。できあがった文書は簡単に友人や家族、同僚と共有できる。「Mixは生きたハイテクスクラップブックのようなものだ。家族の写真、家族と交わしたメール、一緒に訪ねた場所へのリンクを集めたページを作って、それを家族と共有できる――すべてWebページを作らずにできる」とラシッド氏は言う。特定のプロジェクトに関する文書を作成するなど、ビジネス用途にも利用可能という。

Xboxを教育ツールにする「Boku」

 Bokuは仮想世界に住むバーチャルロボットを使って、子どもに基本的なプログラミングスキルを教える。4歳の子どもでもXboxを使って、ゲーム感覚でロボットをプログラムして、仮想世界で活動させることができるという。


Bokuのデモンストレーション

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