ニュース
33万円の「ダースベイダー鎧兜」 創業300年の「吉徳」が発売
「顔が命」の吉徳が、スターウォーズのダースベイダーをモデルにした鎧兜を受注生産する。人気造型作家がデザインし、五月人形職人が手作りする本格派で、甲冑が33万円、兜のみが18万円。
日本人形の老舗・吉徳は、スターウォーズのダース・ベイダーをモデルにした鎧兜(よろいかぶと)の予約を、3月16日午前10時からネットで受け付ける。鎧床飾り(甲冑)が33万円(税別、以下同)、兜床飾り(兜のみ)が18万円で、受注生産限定。
スターウォーズ30周年に合わせて製作した。仮面ライダーシリーズなどを手がけたフィギュア造型作家の竹谷隆之さんがデザインを考案。吉徳の人形職人が1体1体手作りする。
サイズは、兜床飾りが80(高さ)×62(奥行き)×90(幅)センチ、鎧床飾りが70(高さ)×50(奥行き)×54(幅)センチ。ライトセイバーをイメージした赤いさやの刀と、赤い弓が附属する。
初回予約は100体まで受け付け、引き渡しは受注の約2カ月後になる。「東京トイフェスティバル」(東京ビッグサイト、3月18日から)に出展して予約を受け付けるほか、5月に米国で行われるスターウォーズ30周年記念イベントにも出展する。
同社は創業300年近い老舗だが「昔ながらの鎧を製作するだけでいいのだろうか?」と考えていたという。ダースベイダーは日本の鎧兜を参考にデザインされている上、今の新生児の父親はスターウォーズ世代ということもあり、ダースベイダーを甲冑にしようと決めた。
五月人形の職人が製作するが「ダースベイダーは暗黒卿だからお節句にはふさわしくない」(同社)ため、端午の節句向けではない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.