米Googleは3月17日、非営利団体Gapminderから、統計情報を視覚化するソフト「Trendalyzer」を買収したことを明らかにした。
Gapminderは大学や公共機関と協力してフリーソフトの開発・提供に当たっているストックホルムの非営利団体。同団体のTrendalyzerは、統計データにアニメーション化などの斬新な効果を加えることができる。TrendalyzerチームはGapminderからGoogleに移ることになる。
Googleは、「データを収集して有用な統計資料を作成する作業は大変だが、軽視されがちだ」とし、Trendalyzerを拡大して、誰でも利用できるようにすることで、このような作業に必要なリソースをもっと幅広いユーザーに提供したいと述べている。同社はTrendalyzerの使用例として、世界の人口や二酸化炭素排出量などのデータをインタラクティブに視覚化したものを公開している。
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