東芝は3月20日、メモリ特許をめぐる韓国Hynix Semiconductorとのすべての係争を終結すると発表した。両社でクロスライセンス契約と製品供給契約を結んだ。
特許係争は2004年11月、NANDフラッシュメモリとDRAMの特許を侵害されたとして東芝がHynixを日米で提訴。Hynix製品の販売差し止めと損害賠償を求めていた。
東芝の齋藤昇三常務(セミコンダクター社副社長)は「契約締結は係争を過去のものとし、それぞれの半導体ビジネスをより強固なものにすることができる」とコメントしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.