米Yahoo!が3月28日、Yahoo! Mailのプラットフォームを外部の開発者向けに公開したと発表した。Yahoo! Developer Networkのサイト上で、「Yahoo! Mail Web Service」として公開されている。
Yahoo! Mail Web Serviceにより、多くの外部開発者が、Yahoo! Mailのプラットフォームへのアクセスを得て、世界中で2億5000万人近くが利用しているというYahoo! Mail用の新しいアプリケーションやツールを作成できるようになった。
開発した新ツールやアプリケーションは、Yahoo! Developer Network Galleryを通じて多くのユーザーに紹介することができる。Yahoo!では、新ツール開発者の紹介でYahoo! Mail Plusのアカウントが作成された場合には、1アカウント当たり10ドルのインセンティブを開発者に支払うという。Yahoo!では今後も、開発者やISV、パートナー企業に対する新しい報酬モデルを検討するとしている。
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