ニュース
Dell、会計上の誤りで決算報告の提出を延期
Dellが、社内の監査委員会による調査で「何件もの会計上の誤り」が認められたとして、11〜1月期の決算報告の提出延期を発表した。
米Dellは3月29日、過去の会計上の記載に関する問題について社内調査が終了していないため、同社第4四半期(11〜1月期)の決算報告の提出を延期すると発表した。
Dellの発表によると、社内の監査委員会による調査で、「何件もの会計上の誤りや不正の形跡、財務管理上の不備」が認められたとしている。現在、決算報告に修正が必要かどうかを引き続き調査中だという。
Dellでは、社内の監査委員会のほか、米証券取引委員会(SEC)による調査も継続中となっている。
関連記事
- Dell減収、33%減益
Dellの11〜1月期決算は、PC部門の売り上げ減などが響き、売上高は前年同期比5%減、純利益は同33%減となった。 - Dell、NASDAQ上場廃止の危機か
上場廃止勧告を受けていたDellの上場継続希望が受理されたが、依然として予断を許さない状況だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.