「うたごえ検索」にCGM的機能
くちずさんだ楽曲をネット検索できる「うたごえ検索」がリニューアル。録音機能を実装し、ユーザーの歌声を蓄積して活用するCGM的な仕掛けを導入した。
くちずさんだ楽曲をネット検索できる「うたごえ検索」を運営するウタゴエは3月30日、同サービスをリニューアルした。録音機能を実装し、ユーザーの歌声を蓄積して検索に活用するCGM(Consumer Generated Media)的な仕掛けを導入した。
リニューアルしたのは、同社のコミュニティーサイト「Looc」で公開しているサービス。従来、PC向け検索はActiveXコントロールを活用していたが、リニューアルえFlash Playerに変更。OSに依存せず検索を利用できるようにした。
録音機能では、ユーザーが口ずさんだ歌声を独自データファイルにコンバートしてデータベースに蓄積し、検索できるようになった。録音時に自分の音が認識されているかを判別する「エアボイス」機能も備えた。
またLooc上の個人放送局機能「Live4」と連携させ、個人局から出題する「うたごえイントロクイズ」も始めた。
今後、検索曲が見つからなかった場合に使うCGM検索機能「うたごえサーチボックス」や、歌声でユーザーをつなぐ「うたごえジュークボックス」機能などを追加する予定。検索精度の向上とエンターテインメント性を両立させていくとしている。
またブログパーツ・デスクトップツールへの展開や、API公開で簡単に検索ツールを作成できるようにする──なども検討。「世界最大のうたごえ楽曲検索機能を実装していく」としている。
うたごえ検索は、同社の園田智也社長が1998年前後からエンジンの開発を始め、携帯電話向けにOEM提供もしている。
同様の検索が行える米国発の「midomi」が日本での展開を計画している(関連記事参照)。
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