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DoubleClick、広告スペース売買の新サービスを発表
身売りの噂も出ているDoubleClickが、広告スペースの売り手と買い手を結ぶマーケットプレイス「DoubleClick Advertising Exchange」サービスを発表した。
オンライン広告配信の米DoubleClickは4月4日、新サービス「DoubleClick Advertising Exchange」を発表した。広告主や代理店、パブリッシャー、広告ネットワークを結ぶマーケットプレイスで、オンラインディスプレイ広告の広告スペースの売買を仲介する。
DoubleClick Advertising Exchangeでは、リスティングから料金の支払いまで一貫してサポート。売り手は最低入札価格の設定や、特定の広告主には売らないといったルールの設定が可能。また、請求書発行や料金支払いプロセスも簡略化し、取引相手が多数に上っても、一括で支払い・入金が可能だという。
DoubleClick Advertising Exchangeは、米国で一部ユーザーを対象にテスト公開されている。第3四半期に米国で正式に立ち上げた後、年内にはグローバルに展開する予定。
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