国立情報学研究所(NII)は4月9日、国内 学術論文情報300万件のデータベース「CiNii」(サイニイ)をGoogle検索エンジンのクロール対象とし、Googleと、学術情報特化型検索の「Google Scholar」から検索できるようにしたと発表した。
CiNiiは、学会誌や大学研究紀要などから学術論文情報を検索できるデータベース。これまで専用の検索画面から検索できたが、Googleによるインターネット検索にも開放することで、研究者だけでなく、一般ユーザーにも使ってもらえるようにする狙いだ。
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