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「ヤッターマン」「ガッチャマン」を実写映画化
インデックスHD子会社の日活が、往年の人気アニメ「ヤッターマン」と「科学忍者隊ガッチャマン」を実写映画化する。ヤッターマンは2009年春公開を目指す。
インデックス・ホールディングス子会社の日活は4月10日、往年の人気アニメ「ヤッターマン」と「科学忍者隊ガッチャマン」の実写映画化を決めたと発表した。ヤッターマンは2009年春の公開を目指し、具体的に製作が進行しているという。
両作品は竜の子プロダクションが著作権を持つアニメ作品。ヤッターマンは1977年から1979年まで2年間、全108話が放映された。当時のキャラクターデザインは、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのイラストなどで知られる天野喜孝氏らが担当し、メカデザインは「機動戦士ガンダム」も手掛けた大河原邦男氏だった。
ヤッターマンの映画版は、「ゼブラーマン」(2004年)、「妖怪大戦争」(2005年)などの三池崇史監督がメガホンをとり、メカ&キャラクターデザインは実写版「デビルマン」(2004年)のコンセプトデザインを手掛けた寺田克也氏が担当する。
竜の子プロのコンテンツ展開にあたり、同社とインデックスHD、タカラトミーの3社で、映像化許諾の窓口業務を担う「TCC有限責任事業組合」を設立。グッズやゲーム、モバイル映像配信などをインデックスグループを中心に展開する。
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