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Apple、AirPort Extremeベースステーションのセキュリティ問題に対処
802.11n対応のAirPort(AirMac)Extremeに2件のセキュリティ問題が存在。Appleはアップデートで対処した。
米Appleは、AirPort Extreme(日本名AirMac Extreme)ベースステーションの2件のセキュリティ問題に対処したファームウェアアップデート7.1を公開した。影響を受けるのは802.11n対応のベースステーションのみ。
Appleによると、802.11n対応のAirPort Extreme Base StationはデフォルトでIPv6接続を受け入れる設定になっているが、これが原因で、ホスト上のネットワークサービスがリモート攻撃にさらされる可能性がある。アップデート7.1ではデフォルトの設定を変更し、ローカルネットワークに入ってくるIPv6トラフィックを制限した。
2つ目の問題は、ベースステーションに接続されたUSBドライブでファイルを共有できる「AirPort Disk」機能に関するもの。パスワードで保護されたAirPort Diskのファイルネームが、パスワードを入力しなくてもローカルネットワーク上のユーザーに見られてしまう恐れがある。ただしコンテンツを見られることはないという。
ファームウェアアップデート7.1は、ベースステーションに付属するAirPort Utilityを実行することによりインストールされる。Appleでは、1月にリリースした「2007-001」のアップデートを事前に適用することを推奨している。
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