米Medis Technologiesは4月13日、Microsoft向けに燃料電池と充電器のセット「24/7 Power Pack」の出荷を開始したと発表した。第1回目の納品が同日行われたという。
同社によれば、家電製品向けの燃料電池および充電器の量産は初めてであり、Microsoftは顧客第1号だという。
初出荷分はMedisの半自動化ラインを使って製造された。完全自動化ラインはアイルランドに置き、EMS(電子機器受託製造サービス)大手のCelesticaが量産を担当することになっている。
Microsoftが燃料電池をどの製品に採用するかなどの詳細は公表されていない。
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数年前から試作化・業務向けなどに製品化されてはいた燃料電池。一般ユーザーにはまだなじみが薄いが、携帯用として1〜2年以内をめどに商用化される見込みが高い。NTTドコモ 取締役常務執行役員の歌野氏は「電池は携帯の“最重要戦略部品”」と位置付け、携帯用燃料電池への期待を述べた。
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