ヤフーが4月24日に発表した2007年3月期連結決算は、10期連続で過去最高売上高・利益を更新した。広告やオークションなど各事業が好調だった。
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売上高は前年同期比22.4%増の2125億円、営業利益は29.3%増の1062億円、経常利益は同28.7%増の1028億円、純利益は同23.1%増の579億円。
広告事業は、Flashを利用したバナーやターゲティング広告が好調で、売上高は30.5%増の892億円となった。
Yahoo!オークションの落札システム利用料を3%から5%に引き上げたことでシステム利用料収入も伸びた。携帯事業にも力を入れ、Yahoo!ショッピングの携帯経由の取扱高は前年比2.6倍に増えた。「Yahoo!リクナビ」や「Yahoo!不動産」も順調だった。
2007年第1四半期(4〜6月)の見通しは、売上高が556億円〜582億円、営業利益が281億円〜300億円、経常利益が270億円〜289億円、純利益が147億円〜166億円。
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