米Dellは4月24日、米AMDが、Dellの温暖化対策プロジェクト「Plant a Tree for Me」の最初の企業パートナーとなったと発表した。AMDは、同社の従業員1万6000人に代わり、1万6000ドルをPlant a Tree for Meに寄付した。
Plant a Tree for Meは、PCなどで使用する電力の発電の際に排出される二酸化炭素の影響を相殺するため、植樹などを行うプロジェクト。ノートPC1台につき2ドル、デスクトップPC1台につき6ドルを植樹に充てるというもので、米国内で新規に購入されるDellのPCを対象に1月にプロジェクトを開始。以降、ほかの製品にも対象を拡大している。また、人々の温暖化対策への意識を高めようと、バーチャル世界のSecond Lifeでも同様のプロジェクトを開始している。
Dellと共同でプロジェクトを進めている非営利団体Conservation FundとCarbonfund.orgは、同プログラムに寄せられた寄付金により、既に2万本の植樹が可能となったとしている。
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