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AT&Tのウィテイカー会長兼CEOが引退
17年にわたりAT&Tを率いてきたエドワード・E・ウィテイカーJr.氏が、会長兼CEOを退く。後任には、COO(最高執行責任者)のランドール・スティーブンソン氏が任命された。
米AT&Tの会長兼CEOエドワード・E・ウィテイカーJr.氏は4月27日、6月3日付での退任を発表した。同社取締役会は、最高執行責任者(COO)のランドール・スティーブンソン氏を、後任として会長兼CEOに任命した。
ウィテイカー氏は、1990年に現AT&Tの前身であるSouthwestern BellのCEOに就任して以来、17年間にわたり同社のCEOを務め、「Baby Bells」の1通信会社だった同社を、世界最大の通信企業AT&Tに育て上げた。17年という同氏のCEOとしての任期は、通信業界では最長だという。
後任となるスティーブンソン氏は、Southwestern Bellに入社以来、財務関係の職を歴任。AT&TのCOOに就任する前は、SBC Communicationsの執行副社長兼CFO(最高財務責任者)を務めた。
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