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Googleの検索エンジン、米4州で採用
Googleが、カリフォルニア州など米国の4州と提携。従来、検索でヒットしにくかった州政府の公開情報が、Googleで検索しやすくなった。
米Googleは4月30日、米国のアリゾナ、カリフォルニア、ユタ、バージニアの各州政府との提携を発表した。
州政府の公式サイトに掲載されている情報は、検索エンジンのインデックスに登録されないデータ形式のものが多く、従来、検索エンジン経由でアクセスするのは難しかったが、今回の提携によって、より多くの情報がGoogleで検索可能となった。例えばユタ州では、州政府が公開している求人情報がGoogleで検索できるようになり、アリゾナ州では、州内の不動産業者をGoogleで検索すると、州政府の不動産部門が公開しているデータベース情報にアクセス可能となった。
また、この提携により各政府は、公式サイト内の検索エンジンにGoogle Custom Search Engineを活用。Googleは、Google Custom Search Engineを政府や企業に無料提供しており、今回の各州政府による導入サポートも無料で提供したという。
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