スペインは萌えているか:News Weekly Access Top10(2007年4月29日−5月7日)
大型連休をまたいだ先週のアクセストップは、“萌え”マネキンが増えてきた、という記事だ。記者はGWにスペインを旅行したのだが、スペインはそれほど“萌えて”いないようだった。ただ……。
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GWをまたいだ長い休みをもらってスペイン旅行してきた記者は、きょうも「脳内シエスタ」状態で時差ぼけがつらい。スペインは、無線LAN共有プロジェクト「FON」の発祥地だが、首都マドリッドや大都市バルセロナを含め、ネットカフェはそれほど目につかなかった。観光地では「@」と書かれた、コインを挿入するタイプの自動販売機型ネット端末をいくつか見たが、壊れているものもあり、使っている人はほとんど見なかった。
では、萌え事情はどうだろうか。日本のアニメは地上波で頻繁に放映されているが、よく見かけたのは「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」など子ども向けと「聖闘士星矢」。見た時間が朝中心だったのが悪かったのかもしれないが、記者がよく行くアジア各国とは異なり、新しいアニメや萌え系アニメなどはあまり見られなかった。
日本の漫画もあまり見ない。バルセロナで中規模の書店に寄ったが、奥まで行ってやっと、日本のコミックの小さなコーナーを見けた程度。聖闘士星矢や「スラムダンク」「犬夜叉」などの翻訳版が置かれていた。
駅や道ばたの雑誌スタンドでも、日本の漫画雑誌などは特に見つからなかった。ただ1冊だけ見かけたのは「HENTAI」という雑誌。中身は見ていないが、美少女の表紙で、日本のエロゲー・エロアニメ情報を集めたとおぼしきものだった。そういえば昨年、日本の18禁アニメがスペインの地上波テレビで放映されて物議を醸した、という話題があった。さすが情熱の国・スペイン、というところだろうか……。
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