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MSとSanDisk、ユーザー環境を携帯できるUSBメモリ共同開発へ

MicrosoftとSanDiskが、データに加え、アプリケーションやユーザー環境の携帯を可能にするフラッシュ製品を共同で開発する。

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 米Microsoftと米SanDiskは3月11日、次世代USBメモリとフラッシュメモリカードの開発で提携したと発表した。SanDiskが提唱する「U3 スマートドライブ」の発展形で、データやアプリケーションのほか、カスタマイズしたユーザー環境も安全に持ち運びできるようにするもの。2008年下期の発売を予定している。

 次世代フラッシュは、SanDiskがハードウェア開発を行い、対応ソフトウェアをMicrosoftが開発する。提携に基づき、MicrosoftとSanDiskは新しい事業体を設立し、次世代フラッシュ対応のハードウェア設計および両社の知的財産などのライセンスを行う。ライセンス収入は両社で分配するという。提携に関するその他の金銭的条件は非公開。

 U3 スマートドライブはSandDiskがイスラエルのmsystemsと設立したジョイントベンチャーU3が開発したUSBメモリ規格で、2005年に初の製品が登場。SanDiskはその後2006年11月に、msystemsを買収している。

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