ニュース
Nokia、シェア見通しを上方修正
Nokiaが、第2四半期の同社の携帯端末販売シェア見通しを上方修正。「競合他社の」過剰在庫の減少が同四半期の販売を後押しするとみている。
フィンランドNokiaは5月14日、第2四半期(4〜6月期)の世界携帯端末市場における同社の販売シェアが、第1四半期末の推定シェア36%を上回る見通しだと発表した。Nokiaは4月19日の決算発表の際、第2四半期のシェアは第1四半期並みとしていた。
Nokiaによると、第1四半期の携帯端末市場は「一部の競合他社製品の過剰在庫による圧迫」を受けていたが、現在、そうした過剰在庫は一掃されたとみており、同社の第2四半期の販売台数にも好影響を与える見込みだという。
2007年の通年のシェアについては、前回見通し同様「シェア拡大を目指す」としている。
関連記事
- Nokia減益、粗利益率は改善
Nokiaの1〜3月期決算は、売上高は前年同期比で4%増加したが、純利益は同7%減。粗利益率も前年同期を下回ったが、第4四半期に比べると改善した。 - 世界の携帯端末出荷台数、伸びが減速
2007年第1四半期の出荷台数は前年同期から10%増加したが、毎四半期で前年同期比20%以上の伸びを見せた2006年に比べ、低い伸びとなった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.