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ニコニコ動画が「格差社会化」!? 有料版検討中
「1割のユーザーが有料会員になってくれれば、ニコニコ動画がなくなることはありません」――有料サービスは6月中に導入される見通しで、月額500円程度を見込んでいる。
「1割のユーザーが有料会員になってくれれば、ニコニコ動画がなくなることはありません」――ニワンゴが運営する動画サービス「ニコニコ動画」に、有料サービスが導入される見通しだ。5月16日付けの開発者ブログで明らかになった。
ブログ記事によると、6月中旬ごろをめどに「プレミアムテスター会員制度」(仮)を開始。月額500円程度で、快適につながる専用サーバや、専用機能の提供を検討している。
無料・有料会員双方が納得できるサービス内容にしたい、としており「公平なニコニコ格差社会の実現のためのご意見をお待ちしたい」としている。
同社親会社のドワンゴは前日発表した2007年3月中間期の連結決算は大幅な営業減益。「ニコニコ動画など来期以降で当社の新たな収益の柱となるサービス構築に戦略的な先行投資を行ったことなどにより、大幅な減益になった」と説明している(関連記事参照)。
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ドワンゴが通期の連結業績予想を下方修正し、7億円の経常損失となる見込みと発表した。着メロサイトの会員数が減少したほか、子会社のニワンゴが運営する「ニコニコ動画」への先行投資が響いた。
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