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Cisco、ビデオ監視ソフト企業を買収
Cisco Systemsが買収するBroadWare Technologiesは、Webでアクセスできるビデオ監視ソフトを提供している。
米Cisco Systemsは5月21日、ビデオ監視ソフトの米BroadWare Technologiesの買収で合意に達したと発表した。買収金額は非公開。買収取引はCiscoの第4四半期(5〜7月期)中に完了する見通し。Ciscoでは、ビデオ監視インフラ市場を高成長分野とみており、BroadWare買収で製品ラインの拡充を図る。
BroadWareが提供するのは、IPベースのビデオ監視ソフト。権限を持つユーザーであれば、Webサイトを通じ、どこからでも監視ビデオの記録などにアクセスできる。Ciscoでは、IPネットワークをアプリケーション統合プラットフォームとして利用することにより、ビデオを既存のセキュリティシステムやビジネスツールと統合できるとしており、商業施設から企業のオフィス、大規模な公共施設など、さまざまな環境に対応した製品を提供できるとしている。
買収に伴い、BroadWareの社員と製品はCiscoのエマージングマーケットテクノロジーズ部門に統合される。
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