ニュース
ひかり電話でまた障害 NTT東西間が不通に
NTTの光IP電話サービス「ひかり電話」でまた障害が起きた。午前6時25分から約4時間にわたり、東西間で通話ができない状態になった。
NTT東西地域会社の光IP電話サービス「ひかり電話」で、同日午前6時25分から約4時間にわたって障害が起きた。NTT東西間の接続装置が故障し、東西間で通話ができない状態になった。午前10時6分までに回復している。
NTT東日本のひかり電話からNTT西日本のひかり電話・加入電話にかける場合と、NTT西日本のひかり電話から、NTT東日本のひかり電話・加入電話にかける場合に通話ができなくなった。
ひかり電話の全回線(NTT東が170万5000、NTT西が146万9000)で障害が起き、一般家庭向けのほか、企業向け「ビジネスタイプ」「オフィスタイプ」にも影響が出た。
障害は、東西間の中継用サーバのプログラムソフトを再インストールして回復した。詳しい原因などは「調査中」としている。
午前10時までに、516件の問い合わせがユーザーから両社に寄せられた。
ひかり電話は、約7時間にわたってつながらなくなる障害がNTT東管内の一部で5月15日に発生したばかり(関連記事参照)。NTT西管内でも昨年10月、3日間にわたってつながりにくなる障害が発生している(関連記事参照)。
関連記事
- ルータ2000台が3秒でダウン 「フレッツ」「ひかり電話」大規模障害
都内のルータ1台の障害が3秒で北海道まで伝わり、2000台のルータが一斉にダウンした。 - NTT東「フレッツ」「ひかり電話」で広範囲に通信障害
ネット接続サービス「フレッツ」とIP電話「ひかり電話」が、北海道と東日本14都道県の一部という広い範囲で利用できない状態になっている。 - 「ひかり電話」障害は「想定外の異常」による高負荷 NTT西
光IP電話「ひかり電話」が10月23日から25日の3日間にわたってつながりにくい状況になっていた問題で、NTT西日本は、25日に起きた不具合は想定外のもので、NTT研究所で再現検証して復旧に取り組んだと発表した。 - NTT西「ひかり電話」障害、原因は過負荷
NTT西の「ひかり電話」障害の原因はサーバの過負荷だった。サーバを増設して処理能力を引き上げる対策を実施する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.