スウェーデンは5月30日、仮想世界Second Life内に仮想大使館「Second House of Sweden」を設置、一般に公開した。同日、仮想大使館の落成式が実際に行われ、カール・ビルト外務大臣がテープカットを行った。
仮想大使館は、米ワシントンD.C.にある実際のスウェーデン大使館をモデルとし、周辺の環境はストックホルム群島を模した。
大使館内では、ストックホルム国立美術館の展示、ラジオ・スウェーデンのポッドキャスト(英語)を配信するほか、スウェーデンに関連する写真、政治や産業についての情報、仮想スウェーデンフードとそのレシピを提供。またスウェーデンの大手家具メーカーIKEAなどが仮想大使館内に家具を置いており、一部はユーザーが自由に持ち帰って、自分の仮想住宅に使用することができるという。
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